1.清潔で健康に良い
木の油成分には、カビの発生や病原菌の繁殖を効果があります。
又、この床では、ぜん息などの病気やアトピー性皮膚炎
などのアレルギー疾患の原因になるダニが発生しにくい事が明らかになっています。
その為 木造の家では、衛生的に暮らす事が出rきるのです。
2.触れると感じるぬくもり
木の繊維は、細胞が集まって、ストローを束ねたような構造をしています。その一つ一つの細胞には空気が含まれており、
熱が伝わりにくくなっています。その為、触れた時に人の
体温を奪わないので、木に触れると自然のあたたかさを感じます。
3.目で楽しむ綺麗な木目
一本の木でも 同じ山で育った木でも、切る方向や部位が違うと、異なる木目が現れます。
タケノコのように見える事があれば、少し揺らぎのある直線
だったり、波打った曲線 世界でたった一つしかないデザイン。
自然が作り出した 色や木目が心を落ち着かせます。
4.時間が経つにつれて味わい深く
太陽光の中に含まれる紫外線で、時間が経つにつれ色合いや風合いが変化します。木の種類や木目の状態使用状況により、
味わいが増します。
5.木の香りを楽しむ
モンテルペン炭化水素類のピネンが主成分となっており、まるで森林の中にいるようなリラックスとリフレッシュ効果があります。ヒノキの香りは昔から日本に馴染みがあり、鎮静作用と
強壮作用があります。気持ちが落ち着き、日々の疲れを癒して
くれ、前向きな気持ちにさせてくれます。
6.歩きやすく疲れにくい木の床
木の繊維がストローを束ねた多孔質の組織構造になっており、衝撃を和らげ
クッションの役目を果たします。
床板に無垢材を使用すると歩きやすく疲れにくい性質も持っています。
7.音を優しく響かせる
木材は、高音・中音・低音をバランス良く音を吸収し、まろやかにする性質があります。優しい音を響かせる特長を持っているのでコンサートホールの内装や楽器によく木材が使われています。
8.健康にいい、湿度を保つ
無垢の木には、ある程度まで乾燥すると、周囲の水分を吸放出して自らの水分を保とうとする性質があります。例えば周囲の湿度が高い時には空気中の水分を吸収し、空気が乾燥して湿度が低い時には自らの水分を放出するこたで、60%前後の湿度に
調整してくれます。
日本で最も植林の歴史が古い地域のひとつ
吉野林業には吉野杉、吉野桧といったブランド材を育て来た事で有名で 日本の林業の模範ともされて来ました。
奈良や京都の京都が栄た時代から利用されてきた吉野の木。当初は天然木を伐っていたものの、築城などの
木材需要により植林も盛んに行われるようになりました。
吉野林業には 400〜450年の長い歴史があります。
吉野で林業が盛んに行われてきた背景のひとつに自然環境があります。
吉野の川上や黒滝、東吉野辺りの保水と透湿性に優れている他、植物の育成に必要な栄養が多く含まれる森林土壌です。
年間雨量も多く温暖な気候条件も大きなめぐみです。
又 吉野林業には (山守制度) という独自の制度があります。
これは山を所有する者 (山主)
山を管理する者 (山守)を分ける制度。
一般的に林業では日々手をかけても木が育つまでお金が入りませんが、この制度では 山主に代わり山守が
現場できを育てる役割を果たします。
山主から毎年世話代もらうことが出来る上、木の購入券も優先的に認められるとあって
山守は一生懸命に山を育てるのだといいます。
山守と山主の厚い信頼関係により、丁寧に作りあげられた山は吉野杉や吉野桧の付加価値とされて来ました。
奈良県の銘木 吉野杉 吉野桧の主な伐採場所は 奈良県全域にあたり、弊社では東吉野村 川上村にて
伐採された木材を利用します。
吉野における人口植林の歴史は古く約500年前の室町時代までさかのぼる事ができます。
その長い経験は、そのまま林業の基礎を築いてきたと過言ではありません。
とても起伏の激しい山間で 30メートルを超えるような大木を切り倒し、ヘリコプターで搬出する現場はかなり
ダイナミックな作業風景がみられます。
同時に丁寧な植林作業も行われ数百年かけて培われてきた育林を守っていきます。
吉野材の最大の特徴は
芯が円心にあり曲りが少なく、年輪巾が細かく均一であり
色 つやが良く光沢にとんでいる事です。
年輪巾が細かく均一であるという事は、そのまま強度も高いという事にも
つながります。